美苦尼・玄娘〜恥辱の西遊記 第117話

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反射的に玄娘は脚をピンと伸ばし、尻を上に突き上げた。

亀頭が肉裂を擦りながらお腹の方に反れる。

危機一髪で助かった。
だが、すぐに第二段、第三段の攻撃が加えられる。
衣の裾を捕まえられているので、腰を逃がすといっても自ずと限界があった。
尻を右にやり、左にやるのを追いかけて、狙い外れた亀頭の肉厚い塊が、太股を突き刺し、尻肉を圧迫し、時に肛門の窄まりまでをも脅かす。

王がその気になれば、あとはもう、時間の問題だった。
悟空が助けにくる気配はない。

「ひ、ひ、いや、やめ、やめてっ、ひ、ひぃ、い、ひ」

涙を流し、悲鳴とも泣き声ともつかない声で許しを乞うが、間断のない責めに、玄娘の声も切羽詰って言葉の態をなさなかった。

遠くで女の声がした。

「主様!」

聞き覚えのある声だが、それが誰だったかは思い出せない。
思い出そうとする余裕も、今の玄娘にはなかった。
誰かが近付いてくる気配がする。

王の動きが止まった。
気配の近付いてくる方を見ているようだ。
玄娘もそちらに視線をやった。

裾の丈が、膝上半ばほどよりも更に上という衣で、その肉感的な太股をほとんど露わにしているような、チンチクリンの尼僧姿だ。
ここにいる女たちの一人かと思った。

だがそうではなかった。

「慧姑?」

それは、王の所にいた女たちの内の一人だった。
王がこうしろといえば、どんな恥ずかしい事でもする、調教された犬のような女だ。

その女が、はぁはぁと息を切らせて立ち止まり、開口一番

「主様と結婚なんて、許さない!」

苦しい姿勢の玄娘を、燃えるような目で睨みつけて叫んだ。

「お前、なんでこんな所に」

王が慧姑の剣幕に気圧(けお)されて、半ば後ろめたそうに呟く。

慧姑は息を整える間もなく、身体を屈め、玄娘の身体の下に入っていって四つん這いになった。
頭を差し伸ばして、玄娘の股間に張り付いた王の亀頭を舌で絡め取る。

「おほっ」

亀頭の先や裏筋に、ヌメついた舌の積極的な愛撫を感じて、王が声を上げた。

慧姑が亀頭をヌポッと咥え込みながら、脇腹の汗で両手の指を拭い、玄娘の股の間から両手を差し伸ばして肉竿を摩(さす)り始めれば、まるでその様は、肉で出来た太くて長い巨大な管楽器を奏しているようだ。

玄娘はお腹の下に潜り込んだ慧姑の後頭部を見ながら、あんな汚いものを自分から・・・と少し驚きながら心の中で呟いた。
咥えろ、とか、舐めろ、とか、王に命令されたわけではないのだ。
玄娘はだが、不思議とそれを不潔だとは思わなかった。
慧姑は、本当に王の事が好きなのだ。
その気持ちがヒシヒシと伝わってくる。
悟空の事が思い出されて、ドキドキした。

撫で摩りながら頭を動かし、汗で濡らしたヌルヌルの手に微かに力を込めて自分の方に引っ張り込む。
肉の竿が玄娘の媚肉を擦り、少しづつお腹の方にスライドしていった。

「こ、こら、慧姑。そんな事をしたら、ワシが入れられないではないか」

そう言いながらも、思い通りにならない玄娘に焦れて忿懣を溜めていた王は、慧姑の心のこもった舌使いに抵抗出来ず、ズルズルと腰を進めてしまう。

慧姑は、淫水焼けした逞しい亀頭を懸命になって口いっぱいに頬張りながら、カリの縊(くび)れに舌を這わせた。
それでも先端を咥えたような形にしかならない。
それを慧姑は、玄娘の蜜口に肉竿を押し付け、指で刺激する事で補おうとしていた。

「うっ、く・・・け、慧姑さん、おやめ、くださいまし」

おぞましく脈動する幹に、陰核が押し潰され、捏(こ)ね繰り回される。

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