美苦尼・玄娘〜恥辱の西遊記 第118話

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じゅろろ・・・

慧姑は一旦口を離した。

「あんたなんか、旦那様をバカにしてたくせに」

「そんな、バカにするなんて、そんな事・・・」

「白々しい。わからないとでも思って? 冗談じゃないわ。わかってたんだから、それくらい。言い訳するくらいなら、お詫びする事を考えたらどう? いいわ。あんたの口は嘘吐きみたいだから、先に身体でお詫びしてもらいましょ。まずはこのバカでっかいオッパイで旦那様のおチンコ様にご奉仕するのよ」

唾液にまみれた亀頭を、玄娘の帯の下の、衣の中に潜らせる。
慧姑の唾液と玄娘の汗と、男自身の高ぶった汁とで男根は、抵抗もなくヌルヌルとそこに滑り込んでいった。

「あ、く・・・」

言葉を失い、不快感に眉間を寄せる。

帯のすぐ上は大きな胸だ。
小さめの衣に押し込まれて零れ出そうになっている。
ただでさえ深い谷間が、前に寄せられて更に深く刻まれていた。
その、双乳の鬩(せめ)ぎ合う肉の狭間に、下から突き上げてきた肉槍が刺し貫くように押し入ってくる。

全てが玄娘にとって生まれて初めての恥辱の経験であったが、そんなトコロにそんなモノを押し付けられるなどという変態的な行為は、生まれて初めてという以上に、想像の埒外であった。

胸の肉は汗でぬるぬるしている。
延々と続けられる色責めで、敏感になっていた乳房に、男の肉欲の禍々しい形状がはっきりと感じられた。
乳肉に押し付けられるカリの段差の思いも寄らない深さに、玄娘は恐怖を抱く。

そしてついにその王の肉棒が、玄娘の豊満な乳布団を押し分けて、むにゅりと頭を突き出した。

いやだ
こわい
きもちわるい

大きな亀頭が顔に近付くにつれ、玄娘の中でおぞましさがムンと膨れ上がり、玄娘は思わず顔を背けていた。
しかしそう思う一方で、胸の谷間で心臓の鼓動と響き合うように、ずくんずくんと脈打つ男の欲望のその力強さに、玄娘は仄かな妖しいときめきも覚えてしまう。
肉の身体のなんと罪深い事かと、あらためて思い知らされるような気持ちだった。

慧姑が、その肉棒の先端を掴み、上体を屈ませた玄娘の目の前に立つ。
玄娘は、頬っぺたがその汚らわしい肉塊に触れないように、顔を背けていたからわからなかったが、慧姑は、脚を思いっきり広げて立っていた。

丈の異様に短いツンツルテンの衣は、ちょっと脚を開いただけでも裾がはだけてしまう。“人”の字の形に分かれた隙間に、慧姑の切なく潤んだ陰部が顔を覗かせていた。

玄娘の顔のすぐ側で、慧姑の指が亀頭から滲み出る汁を絡ませて、ヌッチュヌッチュと男性自身を愛撫する。
さっきまで走っていたというのに、慧姑の顔は、もう真っ赤に興奮していた。
瞳が潤み、きらめくような光りを放っている。

慧姑はそれを手の平でクヌクヌと揉みながら、更に引っ張り込んだ。

「主様・・・」

股間に亀頭の先端を導きながら、許しを乞うような瞳で王を見詰める。

王は困惑して慧姑を見詰め返した。
慧姑の意図は明らかだ。
玄娘に挿入する手伝いをさせる事など、とてもムリに違いなかった。

自分の都合しか考えない男である。
いつもだったら、慧姑の意思など考えずに好き放題している。
なぜ、この時だけ、慧姑を自分に従わせる事が出来なかったのか、王自身にもわからなかった。
あるいは、無意識の内に危険を回避していたのかも知れない。

慧姑の意に反して、玄娘に挿入する手伝いをさせたりなどしたら、恨みに思った慧姑が、後で帰ってきた黄風大王に、どんな告げ口するかわからないのだ。
今の慧姑には、そう思わせるだけの、激しい情念の迫力があった。

慧姑は返事を待たず、自分の中に導き入れた。

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