美苦尼・玄娘〜恥辱の西遊記 第68話

トップメニュー67話へ69話へ

「んんっ」

顔を真っ赤にしてシーツを噛む。
身体中から力が抜けているのに、太股にばかりギュッと力が入る。
震える指先で突起を撫で擦(こす)ると、堪(たま)らなかった掻痒感が瞬く間に堪らない快美感に転換して、身体中に心地よい電流を走らせる。
しかしそれはすぐに、更に峻烈な、堪らない掻痒感となって、更なる恥ずかしい行為へと玄娘を掻き立てるのだ。

「くんん」

ふあ、はんん、あ。あああっ、あっ、はふっ、く。もう、もうひぬ。ひぬひぬぅ、ぬひしゃま、ひに、ひにましゅ・・あ、はっ、ひぬひぬひぬ・・・あひぃ

ガタガタガタガタ・・・!

また、台を振動させる音だ。
絶頂に達したのだろう。

それにしてもあの声は堪らない。
快感を追い求めるのに何の妨げもなく、思いっきり声を放ち、果てる。
それが出来ない玄娘には、ひどく妬(ねた)ましい気すらしてしまう。

その不満を全てその快感の源にぶつけるように、玄娘は股間の突起を弄(いじ)り続けた。
摘み上げ、ユルリと扱(しご)いてみる。

「ん、んうむっ」

太股が震え、身体の中からドロリとしたものが流れ出るのを、はっきりと感じた。
悟空に声を聞かれているのではないか、とも思う。
しかし、悟空は何も言ってこない。
隣の淫らな声は玄娘の噛み殺した声などと、比べ物にならないほど大きいのだ。
蚊帳に囲まれてもいる。
少々のうめき声など、掻き消されてしまうのだろう。
それでなくても、隣の女たちの熱っぽい声に紛れ込んでしまっては、まさか玄娘のものとは思うまい。
その思いが、玄娘を大胆にさせる。

隣では女が入れ替わって、また別の女が貫かれたようだ。

んはぁぁ・・た、たまんないぃ・・・うご、うごいちゃうぅ、こしがうごいちゃうのぉぉ・・・あ、あ、あんっ

一体何をしているのか。いや、どんな格好でしているのか。
その思いが玄娘の目を、自然と壁の方に向かわせていた。
蚊帳越しに掠(かす)れて見えるその壁の向こうには、十人以上もの発情した女たちと、その女たちを次から次へと犯しよがらせる、四尺男根の王がいるのだ。

玄娘の脳裏に、四つん這いになって腰を振る女と、その後ろからバカ長い得物でもって、ヌイヌイと女体を責め抜く、王の姿が浮かんだ。
得物が長いので、もちろん手など届かない。
二人は腰の動きだけで抜き差しを操作し、快感を分かち合っているのに違いない。
妄想の中で、愛液に濡れた媚肉が、筋張った男根に蹂躙され、敏感そうにひくひくする。
その実、得られもしない刺激に敏感にひくついているのは、玄娘の秘肉の方であった。

ビクンと神経が跳ねて、声が漏れかける。

「んふ、うんんっ」

そうだ。台。
何か知らないが、その恥ずかしい行為に、彼らは台を使っている。
どの娘も、絶頂時には、身体が痙攣するに任せて、その台をガタガタ振動させているのだ。

玄娘の中の女が、四つん這いから机のような台に手をついた格好に、姿勢を変える。
いや、これでは少々痙攣しても一緒に振動するという事はないだろう。
女はしがみつく格好になった。

お、おぉ、おなかが、おなかがぁ!か・・・かきまわされてるぅ、おあ。おお、す、すごいぃぃ・・いやらしいオツユが、い、いっぱいかきだされて、んんう、ぬしさまのえら、すきぃぃ・・・

えら?

玄娘は魚を思い浮かべて、首を傾(かし)げた。
魚は陸に上げられて苦しそうに鰓(えら)をたてている。
それから、男根の先端の形状を思い浮かべて玄娘はハッとした。

蚊帳を透かし、壁を透かして、横幅広く張った男根のエラの、女体の中心を抉(えぐ)って淫汁を掻き出す様が、玄娘の網膜の内側に展開する。
膣内が、キュン、と泣くように収縮するのを感じた。

トップメニュー67話へ69話へ

動画 アダルト動画 ライブチャット