美苦尼・玄娘〜恥辱の西遊記 第64話

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指を一本立てて土壁に穴を開けた。
人の力では到底不可能なこんな技も、八戒の力をもってすれば造作もない。

出来た穴に目を当てて覗き込めば、蚊帳越しにではあるが、燭の明かりにあかあかと照らされて、期待通りの痴態が繰り広げられているのが見えた。ベッドに王が仰向けに寝転び、女はそれを跨(また)いで立ち、下から突き上げられる格好だ。
それでも四尺の長さは、女の股下には多少長すぎるので、奇妙な台を使っていた。

それはベッドの両サイドに立てられた、2基の梯子が天辺で頭を突き合わせる、脚立(きゃたつ)の形をしている。
女はその梯子の横木に左右それぞれ足を掛け、上方ではそれぞれ腋の下に横木を挟むようにして、腕を通すのだ。

王がその真下から腰を使って女体を嬲る。
女は目元に憂いを含んだような一見未亡人風、梯子の間に挟まれ股を開いて立ちつくし、ビクビク震えながら不自由そうに見悶える。
それでも前後に倒れ込まないのは、脇に挟んだ横木に、身体を縄で固定されているからだった。
更に言えば、脇に挟んだのより幾段か下の横木には、手も固定されていた。
横木をしっかり掴まされ、手拭いでぐるぐる巻きにされているのだ。
主の偏執的な性癖がうかがえる。
未亡人風の女は、豊乳の先端で空しく疼く尖り切った乳首を持て余して、ほとんど無意識の内に腕を抜こうとしたり、腋の下を締めて肘を寄せようとしたりしてもがいていた。
そしてまた、その艶っぽく身悶える哀しげな様が、女の未亡人めいた風情をよけいに未亡人っぽく見せるのだ。

いや、ここにいる女は皆、元尼僧という事らしいから、実際、本当に未亡人なのかも知れない。夫を失って仏門に入る尼僧も少なくはない。
図としては、夫の後ろ楯を失った未亡人が、行き詰まって意に添わぬ男に身を任せる事になったが、その相手がとんでもない変態だった、といった按配だが、女の方はそれどころではなかった。
膣内の切ない収縮運動に急かされて、泣くような思いで腰を振り、あふンあふン言いながら飲みこんだ男根でおのが胎内をドロドロと掻き回す。
それでも腰の動きだけではなかなか思うようにいかぬもどかしさに、切なさは尚更に募る一方だ。
男根でずりずり肉襞を擦り立てられると、我を失うような陶酔に、その切なさも一時的に癒されるのだが、その一方で、その陶酔が引くと、先程よりもよけいに切ない気持ちになってしまう。
そうして、癒される期待ばかりを煽られながら、女の身体は次第に高みに昇らされていくのだ。

「あうっ、ひ。ひぃん・・ひくふ、いきっ、イキますぅ!」

女は一際甲高い声で泣くようにうめくと、のけ反って全身を突っ張らせ、快感の大きさに耐えるように痙攣して果てた。

その女が責められている間、他の女たちがどうしているかというと、両手を後ろで組んで王の長大なモノを必死の様子で舐めているのである。
なにしろ四尺だ。
最奥の子宮口を突き上げたところで、全体の長さからすればほんの先端を咥え込まれているに過ぎない。
その、逞し過ぎる肉幹に、数人の女たちが紅潮した顔を寄せ、舌を這わせていた。
そして、台の上で貫かれていた仲間がイッたと見るややおら立ち上がり、その女を引き摺り降ろしに掛かる。

それはまさに引きずり降ろすというに相応(ふさわ)しい有様だった。
もどかしげに縄を解き、力なく崩折れるその仲間の身体を、支えるでもなく押し退ける。
絶頂を極めた女の方は為すがままされるがままに、羽交い締めの格好で後ろに引き摺られ、板張りの固い床に横たえられた。
だがそれでもピクピクと余韻に浸るその様は、ひどく満足げだ。

その間にも別の女が台に昇る。
さきほどの未亡人風よりは幾分か若い。
結婚していれば新妻といったほどの頃合か。
スレンダーな身体つきがくねり回る若鮎のようで、若干釣り上がり気味の瞳は気が強そうだ。

主の身体を見下ろして股を開く。
他の者たちは縄を回して、腋の下に横木を挟んだ彼女の腕を拘束した。

さまざまないやらしい汁でヌトヌトの男根を、陰裂が淫液を溢(こぼ)して待ち侘びる。
彼女は逸(はや)る気持ちを抑え切れない腰の動きで
「はんんっ!」
ようやく与えられた快感に、女は尻肉を震わせ喜悦の声を上げた。
気の強そうな顔が瞬く間に蕩(とろ)け、気弱げな、隷従の表情となる。
広げられていた太股が、その快感に耐え兼ねて内股気味になり、深々と突き刺さる肉棒の柄を挟み込もうとする。
それを別の女たちが閉じさせまいと抉(こ)じ開け、再び肉棒に取り付いて舌を這わせ出すのだった。

「くあぁ、ふっ、す、すごぃぃ、い、いっぱいなのが。ゴリゴリって・・・んんぅ、ゴリゴリするぅぅ」

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