「そうかなあ。へ、へへへ。なんか乳首が少し大きくなってきたような気がするけどなあ」
そう言って、デブ男がシャツの上から乳首を柔らかく摘み、クリクリとこねた。シャツの生地が乳首や乳輪に擦れる。
「ん、むふぅぅ・・」
ジーンと甘い痺れが裾野に広がる感じがして、若菜は狼狽した。
若菜が口に噛まされている布を噛み締める度に染み出しているのは、強力な媚薬だったのだ。
だが、そんな物がこの世にある事すら知らない若菜が、そんな事に気付くはずもない。
信じられない自分の身体の裏切りを目の前にして、若菜は気持ちを奮い立たせ、感じまいと強く念じるしかなかった。
だが、そんな若菜を更に煩悶させる液体を、男たちは用意していたのである。
大きな花瓶に入った透明な粘液を、運転席から回ってきた男が若菜の股間に垂らした。
ドロリと重みのある液体が、パンティの上から若菜の恥ずかしい部分を圧迫する。
「んんんむッ」
驚いて若菜はうなった。
男の手が、パンティごとまぶすように、股間をこねくる。土手を上下にさすり、溝を広げてくる。
「ぐうううぅぅ!」
(いやだ!気持ち、悪いよ・・・アキラくん!)
男の指に汚辱を感じている事で、アキラへの言い訳とするように、若菜は殊更にボーイフレンドの名前を心の中で叫んだ。罪悪感で胸の奥がキューンと痛む。今はその痛みだけが、自らの純潔を信じるヨスガだった。
透明な粘液でスカートを汚しながら、男はさらにそれを若菜の上半身の上に持っていく。
運転席の男が、その時初めて若菜の視界に入った。随分と細身だったが、目が変質的な熱意で異様に輝いて見える。
一目で変態とわかる気持ちの悪い笑いを浮かべて、手にしていた花瓶を傾けた。
デブ男の指は、流れ落ちてくるそれを、若菜の乳首で受け止めようと、乳輪の辺りを取り囲む形に丸めた。
若菜の乳房を底にした肉のコップに、透明な液体が溜まる。
右のコップと左のコップを交互に満たしていく。
そしてデブ男が手を離すと、薄い生地を貼り付かせた豊乳の頂きから麓に、どろぉーっといやらしく粘液がなだれる。
それを更にまぶすと、乳首がいよいよプックリと浮き彫りにされ、もはやこれ以上、若菜も目を開けている事ができなくなった。
「んんッ・・ふぅ・・・んんく!」
突然、股間を鮮烈な快感が襲った。
粘液をまぶしていた指が、頭を出しかけていた淫核のシコリを見つけて、パンティの上から摘み上げたのだ。
「むうぅ! んんむううぅぅぅ!」
ビクンビクンと神経が跳ねる。
身体の中に走った衝撃に耐えかねるように、若菜は激しく首を振った。
無遠慮な指が淫核の形を浮き彫りにして、それを三本の指でニュルリニュルリとこねくる。
そうかと思うと、股間を下って、パンティごしに襞の形状をたどりながら
「わ、若菜ちゃんのオマンコだ。若菜ちゃんの、オマンコ・・・はむっ」
と舌を這わせてくる。