美苦尼・玄娘〜恥辱の西遊記 第119話

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「ん・・・」

ぬちゅりゅ

喜びに身体が震える。
細胞の一個一個が歓喜しているみたいに総毛立って、すぐに脚がガクガクし出した。

「あ、主様・・あ、くぅ・・・」

じゅぶぶぶ・・・

既に綻(ほころ)び開き、涎を垂らしていた慧姑の陰裂に、野太い肉の塊が押し入ってくる。
王に話をしたい気持ちと、王のモノを身体の奥深くで感じたい気持ちがいっぱいになって、言葉がなかなか言葉にならなかった。

「あ、、主様、ダメです、・・・は、はぅ・・・こ、こんな女と、け、結婚しないで、ください・・・ぅ・・ああ」

自分から腰を進めているのに、亀頭が子宮を押し上げると、息を飲んでしまう。
複雑な肉襞が、男の激しい刺激を求めて食い締めるようだった。

「この女は・・・あ、主様を、・・バカに、バカにしてたんです・・・ぅ、ぅう・・こ、こんな女と、こんな・・・ああっ」

怒りと悔しさに震える声が、押し上げてくる喜悦の涙に飲み込まれる。

腰を引くと、ヌトヌト淫らな液で濡れた幹が現れた。
それをまた、腰を進めて自らの中で収める。
すると慧姑は、喜びで身体の節々が鋭く反応するのを感じた。

そうなると、もう、腰の動きを止める事など出来やしない。
大好きな王の前ではしたなく腰を動かしてしまう恥ずかしさと、王のモノを深くにまで受け入れて、こんなにも身体が喜んでいる自分を見てもらいたい気持ちとで、頭がいっぱいになった。

こんなに好きなのに、王に仕えている他の女の子たちだって認めてくれてるのに、大事な場所には必ず自分を連れていってくれたのに・・・いきなりやってきたこんな女が王の奥様になるなんて!

誰とも結婚しないというのならともかく、そんな事は慧姑にはとても許せる事ではなかった。

「あ、あんたみたいな女、主様の・・・ん、・・お、おチンコ様に、ご奉仕する、道具で・・・あぁ、ああぅう・・じゅ、充分だわ」

目尻に涙を溜めてそう言うと、慧姑は玄娘の乳房を両脇から持って、自分の動きと合わせて玄娘の身体を上下させ始めた。
胸肉の間を、血管の浮いた肉棒がズリズリ擦りたてる。
股間の奥まった所で、押し潰された陰核が肉棒の程よい硬さに磨り潰されるようになった。
折り曲げられた腰が、その刺激に耐え切れずに、思わず戦慄(わなな)いてしまう。

身体全体を使って王の肉棒に奉仕させられている。

股間から喉元に至るあらゆる場所で王の肉棒を感じ、王がその肉棒を、ビクン、ビクン、と気持ち良さそうに反応させるのを感じると、玄娘は激しくそれを実感した。

身体の中の最も大切な場所は犯されていないが、心の中の最も大切な場所が犯されているみたいだ。
この屈辱感は、堪え難い。

堪え難いが、身体は玄娘の意思を裏切って、無様に反応し続けた。

肌を擦る、欲望の熱さ。
乳肉に感じる、男根の硬さ。
ぞくぞくと走る快美の大波小波に、背筋が何度も反り返る。

こんな所に、悟空さんが助けにきたら、本当に、どうしよう・・・

次から次へと襲いくる快感の細い槍に脳天を貫かれながら、その狭間で玄娘は激しい焦慮に取り憑かれていた。
だが、そこから逃れようと身体を捩じっても、ガクガク震えて力が入らない。
せめて、こんなに感じていなければ、まだ言い訳しようもあるのに。

そこに、どやどやと外から人が入ってきたような、騒がしい物音がし始めた。

ついに来た。

玄娘は心の中に、喝采と恐怖を同時に感じた。

しかし、その四角い中庭の一片に掘り開けられた洞窟の出入り口に姿を現したのは、巨大な獣毛と筋肉の塊、僅かな防具に身を包んだだけで、剥き出しの下半身にイボイボだらけの男根をブラブラ垂らしたこの洞窟の主、黄風大王であった。

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