美苦尼・玄娘〜恥辱の西遊記 第114話

トップメニュー113話へ115話へ

片脚で身体を支えねばならない上に、興奮した陰核を男の手で弄(まさぐ)られて腰がジンジン痺れているというのに、力など入るはずもない。
だがそれでも、王が後ろに下がってその長い肉棒を股間の下に潜り込ませようとしているのを見ては、玄娘もじっとしてなどいられなかった。

せめてケンケンと飛び回って、王の赤黒い亀頭が玄娘の秘所に当たらないように逃げ続けていなくてはならない。

「ふっ、いつまで続けられるかな? すぐに逃げ回るどころじゃないようにしてくれるぜ」

一転して余裕の笑いを鼻から漏らすような口調になり、王は醜い欲望の切っ先を玄娘の股間に差し伸ばした。

おぞましい感触が玄娘の大切な部分の肉溝を擦る。
玄娘は「ひぃ」と声を裏返して脚を緊張させ、尻を一段高く上に突き上げて、それが肉裂を割り裂いてくるのを避けた。

しかし、それが狙っていたのは玄娘の肉裂奥の肛ではなかった。
脈動する分厚い欲望の塊が、浅ましく屹立した肉芽を押し潰す。

「うくぅ」

玄娘は切ない声を上げて反応した。
ダメだ、声なんか出しちゃ・・・そう自分に言い聞かせながらも突き上げてくる感覚の波に飲まれて声をたててしまう。
何とも言えない後ろめたさに、胸の内がチリチリと焦がれるようだった。

「くっ・・・うぁ・・うん!・・・ふはぁ・・ぁぅっ・・・!」

陸に揚げられてなおも逃げようとする魚のように、ぴちぴちと白い背中が跳ね回る。
玄娘の身体があまりに敏感に反応するので、王はいよいよ面白がって亀頭を操り、比丘尼の肉の小豆を撫で転がした。
トロトロと溢れる潤滑油は引きも切らず、玄娘の意思に背いて王の玩弄に内側から呼応するように、更にその部分の滑りを良くしていく。

僅かの間に男の狡猾な亀頭は、愛液に浸されてヌラヌラと濡れ光るほどになった。
もちろん男自身の欲望の汁もそこに混ざっているのには違いない。
だが、そう思うと玄娘はよけいに汚されつつある我が身が実感されて悲しく、逆に王の方は今まさに美しい比丘尼と一体になりつつあるのだという陶酔を感じるのだった。

にっちゃにっちゃと汁音が響き、それがまた玄娘の恥辱を煽る。
片足だけで身体を支えているのに、ぞくぞくと送り込まれる甘美な波に力を奪われて、たちまち立っているのも難しくなってきた。
脚がガクガク震えて、王が先ほど言った通り、逃げ回る騒ぎではない。

「ああっ、ああっ、ゆる、ゆるして、あっ、あぅぅ、ああぁぁあぁぁ・・・」

「ほれほれ、許して欲しくば“挿入(い)れて下さい”と言ってみろ。そうしたら許してやらんでもないぞ。それか、尻をチョイチョイと動かして自分から挿入(い)れるかね。さあ、どうするどうする。どっちでも構わぬが、さっさとしないと腕が折れてしまおうぞ」

今度は王は、焦らなかった。
もう、王がその気になれば、玄娘の中に逸物を潜らせるなど造作もないのだ。
それよりも、片脚を奪われてる玄娘の方こそ、ようやく立っているだけのもう片方の脚が力尽きて崩れ折れるのを恐れねばならなかった。
そうなれば、黄風大王の椅子の高い背凭れの天辺に繋げられて玄娘を後ろ手に縛り上げている紐がピンと張り、玄娘の腕を捩じり上げて華奢な肩間接を圧し折ってしまうだろう。
「まあ、腕などなくても私は一向に構わぬがな。腕などなくても、その口とおまんこと尻の穴があれば男を喜ばす事は出来るだろう。いやいや、腕などない方が、かえって面白いかも知れん。ほれほれほれほれ、どうするどうするどうする。腕が折れる前に降参するか、それとも腕がが折れてからこいつに突っ込まれるか」

男の赤銅色に照り輝く禍々しい欲望が、玄娘のピンク色に色付いた喜悦の塊を縦横無尽に嬲り回し、前後する熱い肉幹のモリモリとした逞しさが、秘所を圧迫して擦りたてる。

片脚とは言え、もう片脚は男の手に支え持たれているので、バランスを崩すという事は辛うじてなかったが、それでも、ガクッ、ガクンッ、と時折本当に脚が崩れそうになると、玄娘も危険を感じないではいられなかった。
この態勢で肩関節に玄娘の全体重が掛かったらどうなるであろうか。
両腕を失って犯される無残な己の姿を想像すると、玄娘は気が狂いそうな気がした。

トップメニュー113話へ115話へ

動画 アダルト動画 ライブチャット