美苦尼・玄娘〜恥辱の西遊記 第92話

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「うぁん、ぁぁん・・・あはぁ、あ。いい、いいわぁ・・・で、でも」

少女に指で犯されながら、慧姑の露を飛び散らす部分を見つめる女の瞳に、微かに恨みが篭もる。

長さが足りないのだ。
薬指と小指では、潤みきった膣肉を犯すには、いかんせん頼りなさ過ぎた。
不満を埋合せするように腰が蠢き、攪拌する指の動きが激しくなってしまう。
そうすれば自分も同じように嬲ってもらえるかも知れないという浅ましい魂胆が見え透いていて、堪らなく恥ずかしかった。

だが、どうにも我慢が出来ない。
しかもそれでいて、思惑通りに少女がお返しにと応えて泥濘(ぬかるみ)に埋め込んだ指を掻き回すようにしてくれても、猥らな期待ばかりを煽り、狂おしい思いを掻き立てる事にしかならなかった。慧姑姐の痙攣しながら腰を跳ねさせ、何度も何度も絶頂に押しやられる様を見せつけられるほどに、切ない欲求は募る一方なのだ。

「あくっ、ねえさま・・・あぅ、ね、ねえさま、おっ、おねがい。おねがいぃ」

少女の方も思いは同じであったのだろう。
つぶらな瞳に涙を浮かべて唇をせがみ、せめてとばかりに濡れた舌を可愛らしく差し出してくる。

小さな顔を真っ赤にしてはぁはぁ言っているのがいかにもいじらしげだ。
込み上げてきた甘い衝動に突き動かされ、ほとんど反射的に唇を合わせていた。
舌でその舌を絡め取るようにして、思わずとも嬲り回さずにはいられない。
責めては責められ攻守入れ替わってはまた立ち替わり、ぺちょぺちょぴちゅぴちゅと睦み合う。

耳に聞こえる廊下のヨガリ声は、突かれる度にヒンヒンと裏返った悲鳴になり、逞しい男根に貫かれる喜悦を生々しく想像させた。

断続的な突き上げのテンポが上がっている。
豚男のそのおぞましい器官にも、緊迫が高まってきているのだ。
そう思って見れば、憤った欲望の肉塊にもいよいよ力が漲り、三重の塔の屋根のような傘もますます広がってきているように見えてくる。
引き抜けば媚肉が弾け、あるいは括約筋の粘膜が愛液の飛沫を飛ばした。
あんなモノであんな風にされたら、それは堪らないだろう・・・ぞくぞくしながら胸の内で呟く。

そしてその時、慧姑の身体が一際大きくそり返った。

「おおおっ!ほぉおおおおおおっっ!!」

瘧(おこり)のかかったような痙攣。獣の咆哮のような絶頂の声。
もはや人間としての魂など消し飛んでしまい、発情した雌の本能だけになったみたいな、壮烈な反応であった。
激しい流勢に負けてホースが暴れ回るよう、身体がビクンッ、ビクンッ、と波打つ様で、胎内深くにドプッ、ドプッ、と白い喜びを受けているのが、見ていてもわかる。

しかもなお、豚男の責めは留まらず、留まろうともせず、その大量の精液を掻き出だしながら、激しく慧姑の前後を突き刺しまくっているのだ。

「いひいいぃぃぃ!ひぬうっ!!やめ、ひゃめてぇええええ。ぅふっ、ふはぁああッ、かららが、かららが、こわい、いひゃぁああ、こわひいぃぃ、ひ、ひぬ・・っぅう」

それまでにも増して激しく尻が暴れまくるのは、慧姑が本気で逃げようとしているからだろう。
暴れる都度、貫かれ、また引き抜かれてまた貫かれる都度、精液と愛液の混濁とした粘液が至る所に飛び散る。

その華奢な媚肉のぐちゃぐちゃとかき回される汁音は、悲鳴とも喘ぎともつかない慧姑自身の声に紛れながら、玄娘の部屋にも届いていた。

「ひはぁ、はッ、あッ、あッ、あッ、いくうッ、いきましゅぅぅ!」
更にその上に重なる哀願するような声は、王に貫かれて果てる、少女の声だ。
涙交じりに震え、可憐に恥じらいを含みながらも、喜悦に溢れたその声は、玄娘の狂おしい思いを止め処もなく掻き乱した。

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