美苦尼・玄娘〜恥辱の西遊記 第88話

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「んぐぅ・・んぶぶっ、む゛む゛む゛む゛・・・ぬぶぅ、ぬぶぅ・・んんぅぅ! ん゛ん゛ん゛っ!ぶあっ。ひい!・・・ひぬ゛ぅ!」

手で口を押さえておく事が出来なくなった。
否、口から手を放した事すら、ケイコの意識にはなかった。
捕らえられた獣のように、上半身を捻(ひね)って頭を上下左右に振り乱せば、膝も腰も一緒に動いて暴れ回り、自分から八戒のモノを胎内深くに捩じ込む結果となってしまう。また、すぐにイッてしまいそうだった。

八戒の巨体が廊下と垂直の方向に横たえると、道を完全に塞ぐ形になる。
一方王の部屋の扉の方からその様を見れば、目の前には八戒に刺し貫かれた慧姑のふしだらな部分が、春画の如き露骨さで押し出されているのが見えていた。

「はあ・・はあ・・・ふぅっ・・・はふぅ」

「ね、姐様が・・んぅぅ・・・姐様のが、こ、こんな風に・・」

覗いている女たちの息に、濃密な淫気がこもる。
汗で濡れ光る裸の身体を押し合いながら覗くので、密着した肌からどちらともなく情交が行き交い、自然と互いの肌を撫で合う形になっていく。

ちゅくっ・・ちゅぅ・・・ちゅぷぷっ

八戒に犯される慧姑のそれとは異質の、また王が女を下から突き上げる激しいその音とも異なる、秘めやかで優しげな汁音が響いていた。
右側にいた女の子が左手で、自分より上背のある相手の身体にしっかり抱きつき、右手で相手の秘裂を撫で擦れば、左側の女もそれに応えて左の手指を二本突きたてて、潤んだ肉洞を掻き回す。
二人とも、膝を折った膝立ちの姿勢で、もどかしげに乳首と乳首を擦り合わせていた。
右手の“掻き回され”てる女の子の方が小柄で若げに見えるが、いずれも二十歳にはならないだろう。
情欲に火照った肌は、ぬるぬると擦れ合うだけで、震えるような喜悦を生じ、その喜びの深さの分、かえって更なる飢餓を駆り立てるようだった。
切なさに目を潤ませ、はぁはぁと熱い吐息を掛け合って、互いに慰め嬲り合い、縦に細長い扉の隙間を分け合って、豚の男根にみちみちにされた“姐様”の接合部を凝視する。

豚男の方の腰は、ほとんど動いていなかった。
ただ慧姑の方の腰だけが、あまりの刺激の強さに耐え切れず、驚き慌てて逃げ出そうとしながら、果たせない苦しみにもがき続けている。

充血してぽってり膨らんだ膣襞を、八戒のモノに『内身耳法』で責められる苦しみを知らない二人にしてみれば、動いてもいないのになんであんなに、と思うが、そうかと思っている内に、

「いや゛ぁ、イグ、イッグぅ!、やめで、イグううぅぅっ!!」

声を押し殺して絶叫し、断末魔の痙攣に腰の動きがハタと止まるのを見せ付けられると、そんなにまで「そこから逃れたい」と思うほどの気持ち良さとは、一体どんなのだろうと、想像を逞しくせずにはいられない。
もちろん想像など、とても仕切れるものではないが、それほどの気持ち良さを与えられている慧姑が、二人は羨ましくて仕方がなかった。だからといって、豚に犯されたいとまでは思わないが。

豚男の腰の上に乗せられて、下から仕留められた恰好だ。
脚を前に伸ばした座り方で、しかも上体は膝が頭につくほどに前傾させられているのだ。
接合部も肛門も、濡れ光っているのが丸見えだった。

特に、慧姑は、王の部屋から誰かに覗かれていると思うと、肛門がひくひく動いてしまうのが、恥ずかしくて仕方がなかった。
裸を見られる恥ずかしさとか、排泄器官を晒す恥ずかしさなどではない。それは、王以外の男に犯されて、感じてしまっている事を示しているが故の、精神的な羞恥なのだ。
愛する王のモノに貫かれているのであれば、それには淫らなだけではない、崇高な意味がある。
それは“慧姑にとって”だけの意味なのだが、だからこそ慧姑は、王の命令ならどんな淫らな事でも喜んで出来た。
だが、そうでないのならば、慧姑にとってのそのような崇高な意味が取り払われてしまえば、こんな行為は、ただただ浅ましいだけだ。

そんな浅ましい行為を、嬉々として受け入れていると思われるのが、たまらなく恥ずかしかった。
誰が見ているのだろうか。
日頃自分の事を“姐様”と呼んで慕ってくれる女の子たちに、こんな無様な姿を見られてしまうのも恥ずかしいが、まさか王が、(あの人が見ているなんて事は・・・!)

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