美苦尼・玄娘〜恥辱の西遊記 第84話

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「んふぅ、んふぅぅ、ふぐっ、んぅぅ」

言うまでもなく、亀頭の先端が喉元を過ぎるまで、口で呼吸する事など出来るはずもない。
その分小鼻が膨らみ、忙(せわ)しない喘ぎは淫らな鼻声となって出入りする。

そして再び突き込まれる。
髪を掴まれ喉の点穴を押さえられ、慧姑の口は、性器の如く犯された。
引き抜かれては突き込まれ、引き抜かれては突き込まれ・・・男の股間に根元まで顔を埋(うず)められると、屈辱がその度に新たに感じられて、被虐的な悦びに全身が戦慄(わなな)くようだ。

犯されてる。
玩具(おもちゃ)にされてる。
いや、玩具(おもちゃ)されてるのではなくて、玩具(おもちゃ)なのだ。
私は、この豚の化け物のような男の“ちんぽ”を満足させるための、玩具(おもちゃ)なのだ。

八戒の顔を見上げた。
薄暗がりの中、八戒は、ニヤニヤとした支配者の笑みを浮かべて、慧姑を見下ろしていた。
男根を咥えさせられて歪んだ自分の顔が、卑屈な、情けない表情になってしまっているのが、自分でもわかる。

口腔を三段重ねのエラに犯されながら、股間の奥が、それと同じモノを求めて、ぎゅんぎゅん唸(うな)る。
身体の中に生じた妄想が今にも形をとって、燃え爛(ただ)れた中心をぐちょぐちょ突き捏ね出しそうだ。

現実にこんなもので責められたら、ひとたまりもないだろう。
しかしそれは、もうすぐ現実になる。

胸の内側の期待めいたざわめきが、そのまま愛撫となって、胸の膨らみ全体を恥ずかしい敏感さで覆い、痺れさせた。
床についていた手が勝手に、股間に伸びる。

「んくくぅっ!」

激しい衝撃に、背筋がそり返った。
腰を襲ったその衝撃は、想定していたよりも、ずっと強いものだったのだ。

どう言えばいいのだろう。
いやらしい気持ちがいっぱい溜まった水脹れのイボイボが、皮膚の内側にびっしり出来ていて、少しでも乱暴にすると、それがプチプチ潰れていく感じ、とでもいうのか。
媚肉の襞々も、信じられないほどプックリ膨れて、まるでそのいやらしい水脹れが、比喩ではなく、本当に存在するかのようだった。
指で撫で擦る度に、脳が溶けるような喜びを生じるその器官が、たまらなく愛しく感じられる。

自分の指で、こんなに気持ち良くなれるなんて、考えた事もなかった。
陰核を弄りたくなってくる。
指をもっと中に入れて、思いっきり掻き回したくなってくる。
いやらしい衝動が次から次へと湧き立って、留めようもない。
僅かに開いていた膝を、更に大きく開いて、もう片方の手も、その狭間に忍び込ませてしまっていた。

「んんー!んぶぶぅー!」

ちゅくちゅく陰唇の溝をなぞり、クリクリ陰核を摘む。
両手を使ってもまだ足りぬというように、必死になって慰める。
もうそれだけで、早くもイキそうになっていた。

やり場のない喜悦に、どうしようもなくなって、その分必死で八戒のモノを吸い、頭を前後させる。
絶頂が、近かった。
肉の渇望が、ぎりぎりと筋肉を緊張させる。
衝動的に、二本に揃えた指を花芯に突き立てて、膣内でその指を折り曲げた。

「んくう゛う゛うーっ!むむ゛う゛う゛うう〜っっ!!」

いやらしい水脹れのイボイボが、一気にブチブチと潰れて弾け、気が触れそうなほどの喜びに満たされた。

意識は白い闇に捕らわれたまま、身体は瘧(おこり)にかかったように激しく痙攣し続ける。
しばらくは身動き出来なかった。

しかし、その間も、八戒はお構いなしに慧姑の口腔を犯し続けていた。

喉奥の狭まりを、溝深い傘が引っ掛かりながら、ムリヤリ出入りする感触が堪らない。
激し過ぎる絶頂で、甘い電流が全身に帯電しているようだった。
口唇が本当に性器になったみたいに感じられる。
気がつくと、止まっていた指が、自ら凌辱する動きを再開させていた。

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