美苦尼・玄娘〜恥辱の西遊記 第71話

トップメニュー70話へ72話へ

じょろり
「ひぁうぅ・・・」
焦らしに焦らされて極限まで高まっていたのが、舌の一舐めで爆発し、電撃のような愉悦の槍が少女の身体を仕留めた。
背伸びしたように突っ張った格好で、ピタリと動きが止まり、細かく全身が震える。

少女は、男根を打ち込まれる快感に替わって新たに与えられた、同性によるツボを心得た繊細な刺激に、声もなく陶酔しているようだった。
そしてやがて、細く棚引くような声をたて始める。

「ふぁぁ・・う。ふああぁぁぁぁぁ・・・」

慧姑もまた、他の女たちと同じように両手を後ろで組んでいた。
腰を屈めた無理な姿勢で、少女の陰核を啄(つい)ばみ、舌を絡めて上下左右にクリクリ薙(な)げば、少女の身体がビクンビクンと面白いほど反応して、まるでその美しい皮膚の下はいやらしい神経だけで出来上がった、特別製の肉玩具なのではないか、と思えるほどだ。

「あふんんんん、はっ、はふぅ。あはぁぁぁぁぁ・・・」

王は亀頭を含む男根の先端に、少女の膣の纏わりつくような蠢きを感じながら、慧姑の股間の狭間の奥まった部分を、真上に仰ぎ見ていた。
少女のモノを嬲るのに、自分のモノが舌で弄(もてあそ)ばれるのを想像しているのか、感じているのを恥じ入るような艶(なまめ)かしい動きがその部分に生じている。
股を開いた中腰の太股が、濡れ光る蜜壷を挟んでピクンピクンと痙攣しているのが、何ともいじらしい。

「慧姑、辛いであろう。もう少し腰を降ろすが良いぞ」

「はっ、あ、あの、それでは主様のお顔に・・・」

「かまわんから、私の顔の横に膝をついて腰を降ろせ」

「あ・・」

慧姑は、嬉しさに一瞬胸が詰まって言葉を途切れさせた。それから

「ありがとう、ございます」

欲情の為か嬉しさの為か、声を震わせて言った。

王の顔の左右に膝をついて、ゆっくり腰を降ろす。
少女の陰核からは口は離さない。
フェラチオで肉茎を扱(しご)くように、唇を窄(すぼ)めて陰核をジュボジュポ刺激しながら、慧姑は王の顔の上間近まで腰を降ろした。
そこで、王の手が慧姑の尻を受け止める。

王は腰を降ろせと言いながら、顔の上に尻を乗っける事までは許したわけではなかった。
結果、膝はついているが尻は上げたままの、相変わらず中途半端でムリな姿勢ではあった。
しかしどっちにしても、完全に腰を降ろしてしまっては、少女の股間に舌が届かないのだ。
今、その舌は、少女と男根の結合部の緊張したラインを、淫靡に執拗になぞり、ビクビクする神経のスイートポイントを穿(ほじく)り反していた。

王はその慧姑の、目の前に迫ってパックリ割れた熱い淫裂に、舌を伸ばした。

期待が慧姑の股間一体に網の目のように張り巡らされ、細胞の一つ一つが今か今かと待ち構える。
その煮立つような愉悦への予感の外形を、産毛ほどの間隔で、王の舌が意地悪くなぞり始めた。

慧姑の胸が、切ない失望に締め付けられる。
王の舌は慧姑の股間に、熱い存在感と熱した息吹を吹きかけるだけで、決して触れようとしないのだ。
触れるマネだけの愛撫が、ただ単に見られるだけ、視姦されるだけであった時よりも、よけいに辛い責めとなる。
顔を跨(また)いで見られる恥ずかしさだけだったら、陶酔もあったのに、今はその陶酔が、断続的に送り込まれる淫らな期待と切ない失望の波に翻弄され、飲み込まれ、いずことも知れぬ彼方に霧消してしまう。

しかし、これが主の要求した形と思えば、慧姑は恨む気持ちを抑え付けて、必死になって少女をよがり泣かせる舌技に没入した。

「はんんん〜、はぅ、ぅぅ・・・んんうぅぅぅっ」

王の男根に串刺しされたままの少女の膣は、絶え間なく潤滑油を零(こぼ)しながらも、今やぴったりと肉棒に貼り付いて、癒着したようですらあった。
それでいて、慧姑が陰核を舐めたり、柔らかい紅唇でヤワヤワと甘噛みしたりすると、それにつれてピクピク独自に反応するのだ。
そのピクピクが、膣内の主のモノにとって心地よい愛撫となっていると思えば、慧姑の舌技にも熱が入る。

トップメニュー70話へ72話へ

動画 アダルト動画 ライブチャット