美苦尼・玄娘〜恥辱の西遊記 第62話

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しかし、今日のお師匠様の有様は見物だったな。
真っ赤になっておまけに・・・ちょっと濡らしおった。
間違いないと断言できるほどじゃあねえが、あの匂いはたぶん、そうだ。
あの分じゃ、本当にお師匠様、あの四尺野郎の隣の部屋で、アヘアヘ言う声聞きながらオナニーするかも知れねえぞ。

烏巣禅師の所で玄娘の乳房を嬲った記憶が指先に蘇り、八戒の頭の中ではその乳房を自ら掴み出して息荒く揉み捏ねる、玄娘の姿があった。

想像するだけでたまらない光景だ。
女達の匂いもどんどん強くなってきている。
八戒はのたうつ己のモノを布地越しに掴み、身体を起した。

「始めやがったな・・・」

大きな耳をそばだてると、母屋の方から微かに女の嬌声が聞こえてきた。
通常の人間の耳には聞こえないが、八戒ならその気になれば、それくらいの物音は聞き分けられる。
その女達の声の中に、慧姑の声があるのに気付いて、八戒は立ち上がった。

やっぱり、忍んできたりは、しないか。
まあ、無理も無い。
こいつを見てないんじゃな。

と右手に掴んだ肉塊に、ビクッビクッと力を入れて見せる。
誰に見せるともないデモンストレーションだが、八戒は己の逞しさに惚れ惚れと見惚れ、これで慧姑の女体を責める様を脳裏に浮かべていよいよ力が漲(みなぎ)るのを感じた。

ともかく慧姑が忍んでこないとわかった以上、一人こんな部屋に篭ってモンモンとしている道理はない。
立ち上がって八戒も、ノッシノッシと部屋を出て行った。

はぁ、はぁ、はぁ
ぴちゅ、ちゅぱっ、くちゅちゅっ
ぬ、ぬしさまぁ〜、んんぅ
ぷちゅっ、にゅち、ずちゅりゅりゅ・・
ぬひさまぁ〜、ぬめろっ、めろ・・た、たくまひいれひゅ〜

案内された部屋が王の隣だと玄娘が気付いたのは、その妖しい声と物音が聞こえ始めてからだった。

それは、ベッドの上でシーツを被ってからしばらくしての事だ。
始めはほとんど聞き取れない程の小さな物音だった。
何の音かわからない。
気のせいかと思い耳をそばだてていると、だんだんとはっきりしてきた。
女の喘ぐ声、肉と汁が擦れ合う、湿った物音。

これは・・・と恥ずかしさ混じりの怒りが込み上げてきた時、部屋の戸口の外で誰かの動く気配がした。
扉は南北に二つあるが、気配がしたのは南の方だ。
そちらの方に向けて目を凝らす。明かりはすでに消しており、おまけに蚊帳まで釣っているので、扉の形すらはっきりとしないが、明らかに誰かいる気配であった。
特に気配を隠す気はないようだ。

おそるおそる声をかけた。

「ど、どなたです?」

「・・・悟空です。お師匠様」

聞き知った悟空の声に、ホッと安堵した。
安堵する事で、強張っていた自分に気づく。

「そこで何を?」

悟空の狼狽する気配が戸板一つ隔てて伝わってきた。

「すいません。その、み、見張り番を」

玄娘は予想もしなかった言葉にドキリと胸を高鳴らせた。

「見張り番?こ、ここは民家ですよ」

「そうなんですが・・・あの王って奴、どうも信用できねえ。お師匠様を自分の部屋の隣に泊めて俺たちの部屋を離れにしやがったのも気に入らねえし」

悟空が言葉を途切れさせた。

折り重なる幾つもの湿った音の中から、一際高く女の嬌声が響く。

んあっ、いっ、いっぱいぃぃ
あんっ、はあんん、ふ、ふといのが、お、おくに
あっ、はっ、あっ、す、すごっ、はんん

何をされているのかが手にとるようにわかるような、淫らな声だ。
昼間見た四尺のモノが女体を貫く。
その明確なイメージが脳裏に焼き付く。

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