美苦尼・玄娘〜恥辱の西遊記 第49話

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だが唇を噛んでも、喉の奥から湧き出るような経の文句が、玄娘の唇をそのままにしておいてくれない。
引き結ばれた唇が震えてほころび、再び経の文句が口から漏れ出てしまう。

「み、みっ、たっ、ああ・・こ、こほぉ・・い、しぃっ、んむ、うふう・・け、けぃぃ・・・げ、ええ、む・・う、あ、け、けい、い・・・げ、あくっ、こ、おおっ・・んむ、う、うう・・・」

唇を噛む事が出来なくなると、堪(こら)え性も一緒にそこから漏れ出てしまうようだ。
抵抗しようという気力が崩れていくのを、玄娘は押し留める事も出来なかった。

感触は薄いが後ろの穴の恥辱を煽るに充分なその挿入感。
そして姿は見えないがはっきりと媚肉に喰い込んで溝を擦りたてる圧迫感。
後門と前門を同時に責められ、涙ながらに気持ちいいと思ってしまうのだ。

ドクンドクンと内臓が痙攣して、また汁が溢れ出すのを感じた。

八戒の指先ですっかり食い込まされてしまった生地に、汁が染み出す。
白い生地がヌルヌルの灰色に変色し始めている。

「どうじゃな、玄娘。そろそろココに」
と、太股の裏側で、烏巣禅師の指が滑り、玄娘の羞恥の中心に達した。
「はっ」と玄娘は仰(の)け反って天を仰ぐ。
烏巣禅師は柔らかい肉を弄(いじく)りながら言った。
「ホンモノのチンポが、欲しくなってきたのではないかな?」
玄娘の悶える顔をよく見てやろうとするように覗き込む。 玄娘は切ない愛撫にすねたように顔を背けた。
垂れ落ちる髪で顔を隠しながら、老人の醜い顔から逃げ回る。

「くふぅぅっ、お、おん、んんっ・・・りぃ・・いっ!・・さ、いいっ・・・て、んん・・ど、ほおおっ、む・・・そ、うぅ・・く、くう、ぎ・・・ぎょお、あ・・ね、ねぇ・・・ンはっ、んん!」

八戒の指が玄娘の股間から離れた。
また柔肌にジカに触りたくなったのだ。
崩れた襟元から手を滑り込ませた。
玄娘自身の淫汁を乳首に擦(なす)りつけて嬲る。
その八戒の手の動きをトレースするように、烏巣禅師はもう片方の手を乳房に重ねた。
夢のようなタッチの烏巣禅師と、淫らな刺激をダイレクトに柔肉に加えてくる八戒の、合わせて10本の指が玄娘の乳房に一度に襲い掛かった。

手の平に余る豊かな胸がさまざまに形を変える。
乳房にいやらしい毒を揉み込まれているみたいに、神経が痺れた。

「さ、さンン・・ぜぇ・・・し、しょおお・・ぶぅっ、え、ンはぅ・・・ん、にゃぁ、ン・・は、はぁらっ・・うくっ、み、みっ・・たあ、あはっ・・・こぅ、うう・・と、とくっ、あ、あの・・・くううっ」

烏巣禅師は片方の手でそうして玄娘の豊乳を揉みしだきながら、もう片方で濡れそぼった肉襞の複雑な構造を弄(いじく)り回した。

溝に溜まっていた恥ずかしい汁を掬(すく)い取られ、執拗に捏(こ)ね回される処を、間近に見詰められている。
悟空の視線を感じる。

“見えてないのだ”といくら自分に言いきかせても、もはやその錯覚を振り払う事は不可能だった。

また、気落ちして無駄に思考を重ねている悟空の視線は、ひどく冷たく感じられた。
まるで、他の男に抱かれて感じてしまっているその性的なだらしなさを、悟空に無言で責められているような感じがしてくる。
胸を締め付けられた。

烏巣禅師は
「どうじゃ?どうじゃ?」
と責めて、玄娘の羞恥を煽り立てようとする。
二本の指を入り口に引っ掛けて、膣内(なか)を外気に晒せば、溜まっていたヨガリ汁がタラタラと垂れて会陰を伝い、貫かれる肛門を潤す。

「たら・・さ、さんンンッ・・・みゃ、みゃく・・さン、んはあ、ぼほっ・・だ、だい、ん、あ、は、あン・・こ、こぉぉちひっ、はん・・・ん、んんっ・・・にゃ、は、ああ!・・ら、み、みっ、いぃ〜」

悟空に膣内(なか)まで見られていると思うと、玄娘の性感帯はいよいよ過敏に反応し、動かすまいとしても膣の中をキュウキュウと動かしてしまう。

今や玄娘の身体を支えているのは、尻の穴に深々と男根を突き刺さした烏巣禅師の腰だけだった。
乳房と秘肉を苛(いじ)めるのに両手とも使っている。
玄娘の全体重がその一点に掛かっているのだ。
それなのに烏巣禅師は、玄娘の身体をリズミカルに突き上げ、鞠のように自在に跳ねさせた。そうしながら
「そうかそうか。玄娘法師はオマンコに悟空のホンモノのチンポを入れてもらいたくてたまらんのか。オヌシは本当に悟空が好きなんじゃなあ。どうれ、気分だけでも味合わせてやるかい」
と笑って、再び腰を降ろし始めた。

「あ、た、た・・ぜえ・・・うぅ・・だ、だい、じ・・・んン、しゅ、しゅぜ・・・あ、ああ、だ、だい、みょお、おはっ!・・くふぅ・・・し、しゅうう、ぜえ・・むンッ、じょ、じょおお、しゅ、ふンンン」

悟空の顔が近づいてくる。恥ずかしいのと気持ちいいのとで顔が真っ赤だ。
心臓が破裂しそうなほど高鳴る。

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