美苦尼・玄娘〜恥辱の西遊記 第47話

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そうして烏巣禅師は、手押し車をするように玄娘を押して歩き始めた。
歩きながら肉棒を、グッチャグッチャと出し入れさせる。
玄娘の身体を軽々と扱って、まるで重さを感じていないようだ。

玄娘は烏巣禅師に押されるままに、二の腕しかない両腕を前後させてヨタヨタと歩いた。
身体を支えるような力などすでにないはずなのに、不思議と重さは感じない。
断続的に襲ってくる陶酔的な痺れで、右に左によろけるだけだ。
もっとも、そんな事を不思議に思う余裕もなかった。

「いい、し、しき、しき・・・そ、あぅっ、そ、そく・・ぜぇ、あくぅっ!・・く、くふぅ・・そく・・ぜ・・しき、じゅそうう・・あひっ!・・ぎょ、ぎょぉしき、や、やっくぅっ!」

歩く度に腹の奥を突きまくられる。
しかし、膣内を擦る肉茎の感触はほとんどない。
膣を満たす圧迫感となると、全くないのだ。

抜き差しばかりでなく、腰を操られ、中をグリングリン掻き回されたりしている事までがわかるのに、その圧迫感が感じられない。
それが泣くほど狂おしい。
玄娘は、自分が泣いているのが、恥辱のためか、その狂おしいまでのもどかしさのためか、それとも八戒の指によって度々与えられる随喜のためか、自分でもわからなくなっていた。

「見よや玄娘。オヌシを犯しておるのは悟空じゃ」

目を開けた。
上体を前傾させて肘を付いている姿勢なので、振り返る事は出来ない。
縮れた己が叢(くさむら)越しに、自分自身の淫唇が輪っかを作って男のモノを頬張る、いやらしい光景が目に飛び込んできた。
ヌラヌラ光る土手が、はしたなく盛り上がっている。

「ぶぅ・・う、にょおお・・・ンぜ、しっ・・・しゃはっ・・り、しいぃ・・ぜぇ、し、しょっ・・・っっ!・・ほ、ほお・・く、ふうっ!」

肉棒を出入りさせるその男の足が、悟空の毛むくじゃらの足だった。
今まで以上に強い快感が、ゾクッゾクッと背筋を駆け抜ける。
玄娘はあやうく達しかけた。
しかし、すぐにそうではない事に気付かされる。
毛むくじゃらの足に、烏巣禅師の中腰に屈んで折れ曲がった脚が重なって見えたのだ。

悟空は立ち止まって考え込んでいた。
その悟空の身体に、烏巣禅師は自身の身体を重ね合わせていた。そうなるような位置に、わざわざ玄娘を運んできたのだった。

しかし、ヌッポヌッポとたまらない音をたてて烏巣禅師が
「悟っ空じゃ、悟っ空じゃ、悟っ空のチンポじゃっ」
とはやし立てるように繰り返すのを聞いていると、本当に悟空に犯されているような気になってくる。

「ほれほれ、お猿さんのチンポはどうじゃ」
「あ、あ、そ、そぅぅ、ふ、ふぅ・・しょっ、う!・・・ううぅ、ふぅ、め、めつ・・・あんん!・・ふくっふ、う、うう!・・じょぉぉ・・・ふ、ふぅぞお・・ふぅっ!・・・げ、げんん・・ひっ!・・・ぜ、ぜぇぇ、こっ・・くふ!」
(こ、これが、悟空さんの・・・)

秘められた願望が理性の箍(タガ)を外そうとしているのであろうか。
意識がフッ、フッと瞬間遠退く時など、それが錯覚である事さえ忘れそうになる。

経を唱える声が恥ずかしい刺激に震える。
蜜を垂れ流す肉壷が虚しく収縮し、心の中で哀訴する声が悲鳴にも似た喘ぎ声となって口から漏れ出る。

「ち、ちゅう・・むぅ・・し、しき・・む、んんむぅ!・・・じ、じゅう・・そうぅ、ぎょっ、うぁ・・・し、しき・・むげっ、んん・・に、にぃぃ・・び・・んんぅ、ぜ、ぜっ・・し、んんン・・いいぅ・・・」

悟空のものではないとわかってはいても、悟空の股間辺りから突き出ている肉の棍棒に突き捏(こ)ねられるのを見詰めていると、その部分に不確かな愛撫しか感じられないのが、よりいっそう辛い。

その熱く煩悶する局部に、不意に圧迫を感じた。
肉の歓びが、花開くように一斉に燃え立ち、脳は意表を突かれて惑乱した。

八戒の指が再び下半身に降りてきたのだ。

股間の中心、生地の皺が集まって太股の谷間に雪崩れ込んでいく処、その生地の下に熱く濡れそぼった淫唇のある場所だ。
火照って充血した肉襞の形を確かめようとするように、指が何度も上下すれば、わずかに口を開け始めた秘裂に生地が少しづつ喰い込んで行く。

「あむ、むぅ!・・し、しきっ・・・しょ、ほぉぉ!・・むぅ、しっ・・・きぃ!・・しょ、しょぉ・・・こほおっ!・・み、みぃ・・・そ、くうう!・・ほ、むぅ・・や、やぁぁ・・げ、げんん・・・!」

肉棒で抜き差しされながら、指一本入れたほどの実感もなかったそのもどかしい愛撫とは打って変わって、いやらしい粘膜を擦られる快美がはっきりと感じられるようになった。

悟空のものに犯されていると錯覚しそうになっているだけに、よけいにその悦びが強く、その分、後ろめたい気持ちが辛い。
しかも、その媚肉に加えられる快感の軌跡は、入り口付近ばかりをうろつくだけで、決して深くにまで侵入してこようとはしないのだ。
後ろめたさが強くなるにつれ、別種の辛さが腰全体に広がる。

「か、いなっ、はあ!・・な、いしぃぃ・・あっ」

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