美苦尼・玄娘〜恥辱の西遊記 第34話

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ゴクリと玄娘は唾を飲み込む。
身体中の皮膚の神経が妙にこそばゆい感じがして、膝をさすった。
それだけでも、いつもとは違う、皮膚がそばだつような心地よさが生じる。

悟空の金箍棒が、粘つく汁の糸を引いて、激しく入ったり出たりしている。

(アレが、悟空さんの、金箍棒・・・)

熱っぽい視線でそれを見つめた。
いつも見ているのに、それが今は、ひどく卑猥に見える。いや、卑猥というより、むしろ愛しい感じの方が強い。

それも悟空の持ち物だと思うからだが、そういえば、玄娘は、まだ一度もこの金箍棒というものに触った事がない。

一つには、この金箍棒というのがひどく重くて、そこらのちょっとした妖怪ですら、持ち上げる事もできないと聞いていたからだ。
ところがどうだろう。この女は持ち上げるどころか、こんないやらしい事に使っているではないか。
女の非力でも持てるくらいに軽くする事も出来るのだ。

自分はまだ、触らせてもらえてもないのに、なぜこの女はこんな汚らわしい行為に悟空の金箍棒を使っているのだ。

理不尽な思いがよぎる。

「くうぅぅぅッ、あ、はぁん、い、いいいいッ!」

翆蘭が一際大きく声を放ってまたイッた。

身をよじらせて激烈な快感に耐える。が、すぐにまた、新たな快感を得ようと、仰向けのまま両脚を高々と持ち上げた。

尻の穴を天に向けるように身体を折り曲げ、左手に金箍棒の端を持って、脚と一緒に垂直に立て

「ぐふうッ」

沸騰しそうに熱した蜜壷が、金箍棒の柄に抉られ、翆蘭に声を立てさせる。

脚をピンと伸ばしてVの字に広げ、前回りを途中で止めたような格好になって地面に足の爪先を立てる。
頭を下にして尻を上にしたその格好で、金箍棒を垂直に突き立てたその様は、玄娘から見ると、まるで肉の植木鉢だ。

「うぅぅ・・・コレ・・すご」

刺激を何度も再現しようと、自重で翆蘭に突き立った金箍棒を、グリグリと回転させた。
中で子宮が引っ掻き回されている様がイメージされ、玄娘はゴクリと生唾を飲み込む。

翆蘭の身体はひどく柔らかかった。
右脚を更に頭の後ろまで持っていって、首にひっかける。
豚にさまざまな変態的な行為を強いられ、いつの間にかこんなにまで柔らかくなってしまったのだ。

更に金箍棒を支える手を右手に持ち替えて、左手で左脚を同じように首にひっかける。

こうして翆蘭は、股間から尻までをも晒す恥ずかしい恰好に自らを拘束すると、空いた左手で尻の穴を触り出した。

「ひっ」

小さく悲鳴を上げて口に手をやったのは玄娘だった。

(な、なんてことを・・・)

翆蘭の細い白い指が、ねっとりした手つきで肛門の窪みを撫で回す。

そんな事して気持ちいいなんて・・・とは思いながら、玄娘は目を背ける事もできず、見ているとこっちの尻の穴までムズムズしてくるような感じがした。

グチャグチャと金箍棒で掻き回されるたびに溢れ出る汁が尻の窪みにも溜る。
そのヌメリを使って翆蘭は少し指の先をめりこませた。

「はっ、はっ、はぁ、あ」

浅いストロークで出し入れし、まるで発情したメス犬のような声をたててよがる。

玄娘はその指が、出し入れするたびにどんどん深くめり込んでいくのを見た。
尻の穴にヌメった細長いものが侵入してくる感覚が伝わってきて、玄娘は思わず肛門に力を入れていた。

顔を上げると目の前では悟空の金箍棒がグルリグルリと円を描いて蜜壷を犯し続けている。

本当は、この金箍棒にずっと触ってみたいと思っていたのだ。
一体、こんなチャンスが他にあるだろうか。ここで触らなかったらきっと後で後悔する。

(それに抜けないように支えて上げるのは、悟空さんの仕事のお手伝いにもなるんじゃない)

翆蘭の頭が熱に浮かされたような奇妙な正当化を考え出す。
震える手を持ち上げていた。

おそるおそる、手をのばす。

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