美苦尼・玄娘〜恥辱の西遊記 第32話

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玄娘の見ている方向は、ちょうど正面より斜めくらいで、幸か不幸か、痴態のすべてが覗ける場所だった。

頬を火照らせた娘が口から醜い肉の塊を出し入れしている。
そこに垣間見えた高老人の男根は、老人らしからぬ逞しさと老人らしい老獪さを兼ね備えて、明るい日の光をヌラヌラと照り返していた。

「んんっ・・・んふ・・んんむ」

女のうめき声はくぐもって聞こえる。口をふさがれているのにも関わらず、声を抑えきれないのだ。
その淫らな愉悦が、玄娘にも伝わってきて、思わず襟元を握った手にギュッと力が入ってしまった。

娘は頭を上下させながら、腰を激しく回転させていた。お尻で円を描くような動きだ。より大きな円を描こうと、脚は思いっきり開いている。
しかし足の裏は右と左を合わせて金箍棒を支えるようにしているため、ガニマタのような格好になっていた。

金箍棒は足の裏で両方から支えられ、斜めに伸びて、翆蘭の股間に突き刺さっている。
そして翆蘭は、お尻の回転によって自らの蜜壺をグリグリと掻き回し、ちょっとすると、ガクンガクンと壊れたカラクリ人形のように身体を波打たせて絶頂に達した事を玄娘に見せ付けるのだった。

玄娘の眉間に嫌悪の皺がよる。穢れたものを見せられ、目までが汚された思いがする。その嫌悪と怒りが、彼女の足を前に踏み出させた。

ガサガサと茂みが揺れて、玄娘の姿が高老人の視界に現れる。驚愕の表情を浮かべて、高老人の腰の動きが止まる。

「ふぅんむっ・・・んぶっ・・んん・・・んぶむっ」

じゅっぽ、ちゅぶっ、ちゅっくっ

止まった時間の中で、娘のたてる湿った音だけが高く鳴っていた。

「な、何をしているのですか、ご老人」

怒りに目を釣り上げた玄娘の表情は、しかし凄艶と言えるほど美しい。
玄娘の声はうわずっていた。
熱をはらんだ真っ赤な顔で、高老人を見つめていた。
玄娘の視線や侮蔑を浴びて、高老人をさらに高ぶるのを抑えきれなかった。

「んんむっ・・・くぐっ・・ん!ん゛む゛!ん゛ん゛ん゛ん゛ん゛ん!」

翆蘭が、父の男根を吸いながら、また絶頂を迎える。

高老人の愉悦も急激に高まってきた。
愛娘の口唇奉仕を受ける紫色の男根が、一層凶悪に膨れ上がり、爆発した。

翆蘭がチャンスを逃すまいとするように、一気に根元まで呑み込み、その先端から迸り出るものをゴクリゴクリと音をたてて飲み干す。

「ご老人・・・い、一体、これは」

男根から目をそらしながら、玄娘は詰問した。しかし玄娘は、得体の知れない恐ろしさを感じて、それ以上、高老人に近づく事が出来ない。

高老人は腰がくだけたように、ガクリと尻餅をついた。

翆蘭の口からスッポ抜けたモノは力を失いはじめ、白い粘液の滴を翆蘭の顎にこぼれさせた。


玄娘が高老人から事情を聞けたのは、それからしばらくしてからだった。
高老人はズボンを穿くのも忘れて平身低頭して玄娘に謝った。

「な、なるほど、こ、この棒は、翆蘭さんの病気を治すために、悟空さんが、お貸しした、というわけですね」

文節ごとに玄娘は口中に溜まる唾液を飲み下す。

この棒、といいながら、玄娘はその棒の方に視線をやる事はできないでいた。
それは狂おしげな嗚咽を漏らして自らの股間を掻き回す、翆蘭の手に握られている。

翆蘭は男の強張ったモノをこれ以上与えられないと知ると、あお向けに寝転がって胸を揉みしだき、器官が壊れるような激しさで金箍棒を使い始めた。

溢れる淫液の、じゅっぷじゅっぷと掻き出されるのが、見なくても音だけでわかる。
そして

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