美苦尼・玄娘〜恥辱の西遊記 第26話

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霞みに溶けかけていた悟空の理性が、沙悟浄の名を聞いて、少し我を取り戻した。
玄娘を救わねばならないのだ。

「あっ、はっ・・・さ、沙悟浄を・・・くぅ・・ひっ、知って・・・んんっ」
「おう、女を捕まえてきちゃ、見世物にして商売しているエロ河童よ」
「な、なんだと・・・」
「見世物っていうかなぁ」
へっへっへ、と男の一人が意味ありげに笑って仲間の顔を見る。
「見世物にして散々嬲って、しまいにアレの事しか考えられない色ボケにしちまって、村の奴らに売っぱらうんだよな。なあ、ねえちゃん。なんなら俺ら、沙悟浄とは顔見知りだからよ、ちょっと話つけて、助けてやろうか?」

男の話の最後の方は、悟空には聞こえていなかった。
こんな事をしている場合ではない。早く玄娘を助け出さなければ。

だが、そんな悟空の気持ちとは裏腹に、身体は芯を貫く肉棒に踊らされ、強制的に絶頂への階段を昇らされるのだ。やがてくる白い闇は、もう目の前にあった。
「いっ、いいっ・・・あつっ、く、くる、あぐっ、うああああああっ!!」
イク瞬間、別の野太い感触が悟空の尻の穴に潜り込んできた。

驚愕して悲鳴を上げた悟空は、思わず両手を後ろに回してその侵入者を遮ろうとする。

男達が歓声を上げた。月明かりの中に白い巨乳が露にされたのだ。並外れて大きな乳首が、その淫らな装置の生み出す快感の大きさを表しているように、男達には見えた。

「おいおい、今度の沙悟浄の捕まえてきた女はすげえぞ。まだ見世物に出してもねえのにあのオッパイだぜ」
「おお、本当だ。ほとんど化け物じゃねえか」
「あの乳首を両方から同時にしゃぶってやったら、それだけで何回でもイクんじゃねえのか」

男達が口々にいやらしい揶揄(やゆ)を投げかける。
だが、悟空はそれどころではなかった。後ろに回した腕にネトッとした感触の強靭な長いものが巻きついて、尻の上に両腕を固定されてしまったのだ。その触手の持ち主は、同時に悟空の尻を刺し貫いた者でもあった。

蛸だ。

一体、なぜこんな河に蛸がいるのかわからない。肛門を犯すその強張りも、蛸のものとは思えないほど凶悪な硬さを示している。だが、尻に纏いついて撫でまわす吸盤のついた触手が、それに時折尻肉にぶつかるブニョブニョした本体の感触が、蛸なのだ。

吸盤に覆われてデコボコした肉棒が肛門を擦るほどに、悟空はそこが変になっていくのを感じた。身体が快感でメチャクチャにされていく。

「おー、ほぉー・・くあぅ、あっくうぅぅぅ・・・」

吸盤から何か、潤滑油になるようなモノが滲み出しているのだろう。出たり入ったりする感触がヌルリヌルリと腸壁を擦り上げる。
輪の形に広げられて膨れた肛門の周囲も、別の触手が絶えず撫でまわしていて、微妙な刺激を与えてくる。

膣と直腸の両方に異物をいっぱいに受け入れ、しかも双方が双方とも何の遠慮会釈なしに、互い違いの動きでガンガン突いてくるのだ。

悟空は内側から込み上げてくる何かを拒絶するように、頭を何度も振りながら、男達の好色な視線に見守られて、たちまち絶頂に突き上げられた。

「あぁ・・・かはっ、だめ、くる、あぁっ、くるぅう・・・!」

不意に肛門を犯す肉棒が膨れた。
そして悟空がイクのとほぼ同時に、精を放った。
ドクドクと、腸内が熱い液体で満たされる。

男達はもはや我慢出来ないとでもいうように、次々と水に飛び込んだ。途端に何モノかに襲われた。
無数の触手が男達に絡みつき、鋭利な歯が所かまわず噛み付いてくる。しかもそれが一匹や二匹という数ではない。
全身に群がって男達を血だるまにする。激痛の上に激痛が重なり、数秒で悲鳴も出せなくなった。

死んだ方がマシと思う段階は一瞬で過ぎて、混濁した意識はそのまま永遠の苦痛に閉じ込められた。

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