美苦尼・玄娘〜恥辱の西遊記 第21話

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「いや何、ちょっとでいいんだがな。舐めてくれたら、ワシも姐さんの、このヒクヒクいってる所を舐めてやるし。言っとくがワシの舌は長いぞ。子宮まで届くぞ」

切なく疼く悟空の女が、その言葉に勝手に反応して襞をざわめかせる。
まだ与えられてもいない刺激を妄想して、ゾクゾクと背筋をこそばゆいものが這い昇り、蜜が融けた。

「てめぇ・・あの、河童みたいな奴と、グルになって、わ、罠、しかけやがったな・・・」

「そうなんだ。姐さん、よくわかったな。だからお師匠様を早く助けたかったら、このチンポを早くベロベロ舐めて、ワシを満足させる事だよ」

そういって、猪八戒はその長い舌を伸ばし、ゆっくりと舐め上げるフリをした。
ブルブル震えるほど勃起した陰核に、触れるか触れないかほどの間隔で近づくと、その気配だけで感じてしまうのだ。
それでなくても、臭そうな息が股間全体に熱く吹きかかると、身体の中の浅ましい自分が、そっちの部分を意識しないではいられない。

「なあ姐さん。チンポ舐めて精を吸ってくれたら、姐さんも気持ちいいし、ワシも気持ちいい、お師匠様の所にも連れて行く、で一石三丁のいいことづくめだ。それに、お師匠様について旅をするようになってから、全然やってないだろ。溜まってんだよ、きっとすぐにイッちまうぜ」

悟空の心の揺れを示すように、目線がいつの間にか肉柱に吸い寄せられていた。

デコボコした表面がドクンドクンと脈打ちながら、巨大な芋虫のように小さく蠕動している。

催促するように、膣奥が収縮するのを感じた。
分泌物が溢れ出て陰核にまで伝い、その先からポタポタと雫を垂らす。
粘液の滴は、いつまでも切れない長い糸を引きながら、猪八戒の大きく嵩を張った天辺に落ちた。

悟空のその恥ずかしい涎が、天辺から吹きこぼれた八戒自身の粘液と一緒になって、胴体部分を濡らす。
膨らんだりくびれたりするたびに、粘液でテラテラ光るのが卑猥だ。

悟空には、もうこれを咥えて屈従を示すしか、選ぶ道はないと思えた。
後は決断するしかない。玄娘の貞操が掛かっているのだ。
口を開け、震える舌を差し出す。

だが、どうしてもそこから先に進めなかった。

「・・本当に・・・本当に、お師匠様を、助けて、くれるんだろうな」

「何言ってんだよ。こぉーんな、垂れるほど濡らしといて、てめぇだって、したがってんじゃねえかよ。すましてんじゃねぇよ」

と猪八戒は、悟空の陰核と自身の肉柱を鍾乳石のようにつなぐ粘液の糸を、いやらしく指先に絡めて見せた。

こんな奴の性器を口で舐めて喜ばせなくちゃいけないのかと思うと、あまりにも悔しい。
悔しいのに、そんなミジメで情けない自分の姿を思い描くと、子宮がキュンと鳴って、頭がぼうっとしてくるのだ。

あまりにも何度もそのミジメな姿を繰り返し思い描くので、悟空はもはや反論する事もできないほど思考が麻痺してしまった。
そして、悟空の小さな舌はいつの間にか、八戒の裏筋を舐めていたのだった。

「はぁ、はぅぅんっ・・・!」

同時に、陰核にヌメッとしたものが触れて、悟空は思わず声を上げてしまった。
ちょうど、自分が陰茎を舐めているのと、ほぼ同じ部分だった。

醜悪なほど張ったカリ首に舌を這わすと、陰核を責める八戒の舌も、同じように動く。
竿を舐め降ろすと、同じように竿を舐め降ろされる。
悟空は、自分がして欲しいようにする事で、して欲しい事をされるのだ。
これはひどく恥ずかしい事だった。

なぜなら、猪八戒の陰茎に行う全ての恥ずかしい行為が、同時に悟空のオネダリのようになってしまうからだ。
実際、悟空は自分が舐めて欲しい部分に舌をやらずにはいられなかった。

まるで自分で自分を責めているような錯覚すらしてくる。

男根は生臭い粘液に覆われていた。
その粘液は猪八戒の興奮汁と、悟空の蜜液と、それらを舐めとる悟空の唾液の混ざったものだ。
ほろ苦いようなしょっぱいような、少し舌を刺すような、腐った味がして気持ちが悪かったが、今はそれだけでなく、その下に逞しいものの存在を感じさせ、その逞しいものへの屈従を強いる、強烈な媚薬のように感じられた。

「いいぞ、姐さん、なかなか上手いじゃないか。へっへっへ。さあ、そろそろ咥えたくなってきたんじゃねぇのかい」
猪八戒の半笑いの声がきこえた。

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