美苦尼・玄娘〜恥辱の西遊記 第13話

トップメニュー12話へ 14話へ

子宮の熱で脳がドロドロに解けて、身体は全体で一筒の巨大な性器にされてしまったようだった。
震えが止まるより早く、次の波が悟空を飲み込む。

「はっ、ひっ、はああああっ!あはああぁぁぁっっ!」

がくんがくんと全身を快感に震わせ、力の入らなくなった尿道が小水を迸らせた。湯気のたつ黄色い液体が回転で螺旋を描く。

心が肉体に屈服し、侵食されていく陶酔に悟空はいつしか我を失っていた。
開け放されたまま忘れられた口元からは滂沱(ぼうだ)と涎を垂れ流し、下半身のはしたない口が二段目、三段目、四段目と、エラを飲み込む度に絶頂を極める。

ひぃっ・・・も、もうっ・・ふぁぁ・・・だめぇっ・・死ぬぅぅ・・・許して・・あはぁ・・・

もう何度イッたかわからなかった。その時、一際大きな衝撃が子宮を、ずぅぅんと突き上げた。

ぷっくりと血液を含んで膨れ上がった陰唇が、豚の肉塊の根元に押し付けられるようにしてねじれる。

はぁっっっっっっ!っっっっっっっっ!

声も上げる事もできず、悟空はしゃくり上げるように酸素を吸い込んで口を大きく開けた。
一瞬虚空を睨み、それきりガクリと首を折ってしまう。

そしてまた回転は止められないまま、縄の巻き上げられるままに失神した悟空を宙に引き上げ始めるのだった。

 

悟空が次に気が付いた時、そこはブヨブヨの太った腹の上だった。
もう夜があけて、締め切った窓の隙間からは数条の日の光が漏れ込んでいる。

うつ伏せになって、その豚の腹を抱きかかえるようにして寝ていた。
上体を引き起こす。
失神する前の記憶が蘇り、その肉布団の正体を知った。
元天蓬元帥のエロ豚だ。
途端に肌を合わせている事の汚濁感を感じて、悟空は身体を引き剥がそうとした。

ずりゅりゅっ
「あ・・・ん」
未だ硬度を失わない奇態な男根が、悟空の中を擦りながらヌメった姿を現し、悟空に小さく悲鳴を上げさせる。

しかしそのヌメリは白く濁ってはいるが、精液ではなかった。結局、悟空が失神してしまった為に、猪剛鬣(ちょ・ごうりょう)は精を放つ事ができなかったのだ。
失神した翆蘭の身体から縄は解いたが、詮方もなく、せめてとばかりに己の腹の上で玩弄している内に寝てしまった、というところだろう。

恥辱で顔を真っ赤にしながらも、悟空は、腕に力が、胸に元のプライドが戻っている事に気付いた。

男根だけをそそり立たせて、豚はまだ目が覚めない。
悟空は北斗を踏んで陰陽を戻し、化身の呪文を唱えた。
悟空の目の前で視界から一瞬立体感が奪われる。それは眩暈に似た感覚だ。

再び視界が戻った時、悟空はいつもの赤い服を着ていた。
ようやく元の姿に戻ったのだ。出っ張った唇を長い手で触って確認すると、完全に自信が取り戻せたと確信できた。

悟空はひょいと地面を蹴って豚の腹の上に飛び乗る。呼吸で大きく上下するが、よほど鈍感なタチらしい、全く目を覚ます気配はない。

そそり立つ男根は、それに犯された時でも相当に大きく感じられたが、人の半身ほどの猿の身になって見ると、もはや実際に使えるモノとは思えないほど巨大に見えた。しかし、事実はこの醜い肉柱に屈服させられてしまったのだ。
怒りがムラムラと湧き起こって、悟空はその男根を蹴り上げた。

「がっ!つっっおおぉー・・・」
猪は何が起きたか全く理解できないまま、鋭い鈍痛にうめいて目を覚ました。
「た、た、玉が上がる、玉が上がる」

横向きになって股間を抑える豚の背中から、悟空はピョンと跳ねて肩口に飛び移った。片足でその頭を押さえ付けてくれる。

トップメニュー12話へ 14話へ

動画 アダルト動画 ライブチャット